#推しやば の著者が仕事と「推し活」にスキャナーを推しているらしい。~書評家 三宅香帆さんのScanSnap活用術~

 
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#推しやば の著者が仕事と「推し活」にスキャナーを推しているらしい。~書評家 三宅香帆さんのScanSnap活用術~

#推しやば の著者が仕事と「推し活」にスキャナーを推しているらしい。~書評家 三宅香帆さんのScanSnap活用術~

公開日 2024.2.19


推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない』(#推しやば)の著者で書評家の三宅香帆さんは、AKBグループ、坂道シリーズに宝塚といった「推し」達を全力で愛でる「オタク」(自認)でもあります。


ほんの数ページでも大好きな人が載っていたら買ってしまう雑誌、推しを拝んだ思い出のチケットにパンフレット。そんな「捨てられない」紙モノの整理・保管に三宅さんが愛用するスキャナーがScanSnap iX1600とScanSnap SV600です。


書評家(個人事業主)でオタクの三宅香帆さんにScanSnap活用法を伺います!


書評家 三宅香帆さん 三宅香帆(みやけ かほ)
1994年生まれ。高知県出身。京都大学大学院人間・環境学研究科博士前期課程修了。博士後期課程中途退学。大学院時代の専門は萬葉集。 大学院在学中に書籍執筆を開始。会社員生活を経て、現在は文筆家・書評家として活動中。
note: https://note.com/nyake

目次

  1. 1. 個人事業主にもオタクにも「スキャナーは神だよ買うべきだよ!」
  1. 2. 領収書は経費の種類ごとにタグで管理するのがおススメ!
  1. 3. 雑誌は電子化したほうが読み返しやすい!

スキャナー製品情報|スキャナーならScanSnap

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1. 個人事業主にもオタクにも「スキャナーは神だよ買うべきだよ!」

――三宅さんにはSNSで「全オタクと全個人事業者におすすめしたい、愛すべきスキャナーScanSnap」という、ものすごく嬉しいご紹介をいただいて…本当にありがとうございます! ScanSnapを導入された経緯をお聞かせいただけますか。


まず私の仕事は書評家で、個人事業主なので経理も自分ひとりでやっています。いろんな会社さんとのやり取りの中で名刺も沢山いただきますし、領収書も溜まっていきます。また仕事でも個人的な興味でも雑誌を買うことが多いです。


結婚して2人暮らしになったときに、私が大量の領収書と大量の雑誌を抱えながら仕事をしているのを見て、夫が「会社で使ってるScanSnapがとても便利だよ」と言うので、領収書と名刺の整理を目的に買ったのがScanSnap iX1600でした。



――会社でScanSnapをお使いいただいてて、ご自宅ではお持ちではなかったと。


はい、自宅用には持っていなくて。でも「ScanSnapがあればいろいろ便利だから家でも買おう」という話になりまして。最初は私の仕事のために買って、そのうち趣味(「推し活」)でも雑誌などをスキャンするようになりました。


いまScanSnapはリビングのコーヒーメーカーの隣に置いています。こういう機器って銀色や黒色というイメージがありますが、私のScanSnapは白なのでコンパクトに見える気がしますね。




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2. 領収書は経費の種類ごとに「タグ」で管理するのがおススメ!

――個人事業主ということで、領収書の整理はどのようにされていますか?


とりあえず領収書用のボックスに入れておき、暇なときに月ごとに分けてScanSnap iX1600でスキャンしています。スキャンすると自動的にその領収書の画像がパソコンのScanSnapフォルダに保存されるという設定になっています。


その画像に、経費の種類ごとのタグを付けておくんです。タグは「医療費」や「ふるさと納税」など、自分が確定申告のときに分類したい内容に合わせて付けていて、私は7種類くらい使っています。


スキャンしただけだと「未チェック」というタグなので、スキャンしたらタグを付けて保存する、というルールにしています。


最後にGoogleドライブの「領収書」フォルダに経費の種類ごとに移したら整理完了、という感じです。Googleドライブに入れると自動で文字認識もしてくれるので、後で検索するときなど便利ですよ。



――名刺はどのように管理されていますか?


名刺はスキャンして「名刺」フォルダにそのまま置いています。特にクラウドサービスを使ったりはしてないです。



――なるほど…参考までになんですが「Eight」というクラウドサービスがありまして、ScanSnapとEightを連携させてスキャンすると自動的にEightで文字認識して保存されるんです。それで直接アプリから電話番号をタップして電話できたり… 。


えぇ…!!知らなかったです。これ、めっちゃ便利ですね!




――書評家のお仕事でいうと、原稿の査読などは紙でやりとりされてるんでしょうか。


ゲラは出版社によってはPDFで届くこともあるんですが、赤入れは手書きが基本なんです。なのでPDFで受け取ってiPadのペンシルで手書きで赤入れします。


PDFで赤入れしたものは出版社に送るときもすぐに送れるのですが、問題は紙でもらったときで…紙に赤入れして戻すとなると郵送の日にちがかかりますよね。


なので原稿を紙で受け取ったときは、スキャンしてPDFにしてiPadで赤入れしています。これも本当に便利です。PDFなら送るのも時間がかからないので。



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3. 雑誌は電子化したほうが読み返しやすい!

――推しが載っている雑誌やライブのチケットなど、「推し活」のなかで捨てられない紙モノは多いのではないでしょうか。


確かに。雑誌をファイリングできずに置いてあって「どうやって整理しよう~」という方って割と多いんじゃないかと思います。私も好きな人がほんの数ページしか載っていない雑誌も結構ホイホイ買ってしまって、その保存をどうするかがクリティカルな問題になっていました。


ScanSnapを買うまでは「スキャンする」という発想自体がなかったんですが、実際にやってみるとすごく綺麗に残せるし、電子化した方が後から見返しやすいっていうことに気づきました。ファイル名に「どの雑誌の何号か」など自分にわかりやすい名前を付けて整理するようにしています。



また雑誌のページをスキャンしてGoogleドライブにアップすると、写真として残しておくこともできます。OCR機能で画像から文章を抽出してくれるので、雑誌に書かれていた言葉をもとに検索もできて便利です。


スキャンして整理できると「捨ててもいいか」っていう気持ちになるので、保管場所の問題も解決できて、本当にありがたいです。



――ご自宅にスキャナーがあることで、推し活の楽しみ方や仕事の環境に変化はありましたか?


「最初からスキャンする前提で買って、スキャンしてから読む」ということができるようになったのが、本当にありがたいですね。


特にサイズが大き目の雑誌など保管場所的に厳しそうなものも、スキャンするという選択肢があるので、雑誌を買う際に躊躇がなくなりました。良いのか悪いのか、ですけど(笑)。


新品の雑誌だけじゃなく、古本も買いやすくなりましたね。


これは書評家の仕事でも助かっていて、昔の作家さんのインタビューなどは雑誌にしか載っていないことも多く、単行本化されてないインタビューが沢山あるんです。


そういう雑誌や文芸誌は古本で買うことになるのですが、大量にありますし、分厚いので置き場所にも困ります。そんなときも自分の目当てのページだけをスキャンできるっていうのが想像以上に便利で感動しています。


また特に雑誌だと、古いものは破れかけてたりしてて、「スキャンした方が読みやすい」という場合もあります。


先日も古本市に行ったときに、すごく昔の雑誌で司馬遼太郎の追悼号を見つけたのですが、とても古いので汚れていて臭いも強くて…こういう雑誌は買っても本棚には置きづらく、以前なら買うのを躊躇してたんです。


いまは「最初からスキャンする前提で買って、スキャンしてから読む」ということができるので、書評家的にも本当にありがたいですね。



――三宅さんにはScanSnap SV600もお使いいただいてますよね。


そうなんです!パンフレットも雑誌も、捨てるものは裁断してスキャンしていたのですが、中には裁断したくない、捨てたくないものもあります。そういうものを裁断せずに、置くだけでスキャンできるのが本当に嬉しいです。


あと、本から引用に使うためにスキャンして文字認識させて引用という流れができて、「超便利!」と感動しながら使っております…!




――最後に、その他のScanSnapのおすすめポイントを教えてください。


電子書籍がないジャンルって結構あると思うんです。そもそも自分の好きなものが電子化されてないみたいな。でもスキャナーを使えば、誰でもスキャンして自分用の電子書籍を作れますよね。


あとは同人誌を買う方にもスキャナーはおすすめです。


同人誌も結構かさばって、結局は捨てざるを得なかったり、売らざるを得なかったりする方っていると思います。そういう人もスキャンしたら永遠に見られますから。


雑誌と同じで同人誌も、とりあえずスキャンしたら「捨ててもいいか」っていう気持ちになるので捨てやすくなって、とにかく家が片付きます。家に紙モノの多い方には全員、スキャナーを知ってほしいって思いますね。



――三宅香帆さん、本日はありがとうございました。今後も、いろいろな本のご紹介を楽しみにしています!




 

ScanSnap iX1600

毎分40枚・80面の両面高速読み取りを実現し、簡単操作のタッチパネルを搭載。Wi-Fiの5GHzに対応し、原稿サイズ、色や両面・片面を自動的に判別。 驚くほど簡単、スピーディーに電子化します。


 

ScanSnap SV600

厚みのある本や雑誌、新聞などの電子化に最適な非接触スキャナー。原稿を均一に読み取るVIテクノロジーやブック補正機能により、A3サイズまでしっかりクリアに読み取れます。


※著作権の対象となっている新聞、雑誌、書籍等の著作物は、個人的または家庭内、その他これらに準ずる限られた範囲内で使用することを目的とする場合を除き、権利者に無断でスキャンすることは法律で禁じられています。スキャンして取り込んだデータはユーザーの責任において、著作権法上認められる範囲内でご使用ください。