世界的フットバッグプレイヤー・石田太志さんが仕事や確定申告にScanSnapをフル活用中!
これまでに2度の世界一に輝いているフットバッグのトッププレイヤー、石田太志さんは「ScanSnapプレミアムアンバサダー」の一人でもあります。現在は競技のほか、新潟県三条市を拠点にフットバッグの普及活動にも携わる石田さんに、ScanSnapを活用したスマートな仕事スタイルについて聞きました。
目次
フットバッグ世界大会で2度優勝、アジア初の殿堂入りも果たす
―― ScanSnapユーザーに向けて、改めて自己紹介とフットバッグの紹介をお願いします。
石田太志(以下、石田) 石田太志です。1984年4月5日生まれのプロ・フットバッグプレイヤーです。フットバッグというのは直径5センチくらいの「フットバッグ」というお手玉状のボールを主に足を使って蹴りながら、さまざまな技を繰り出すスポーツです。発祥はアメリカで、日本には2000年代前半に本格的に紹介されました。
―― 日本でプロとして活動しているのは現在、石田さんただ一人だとか。
石田 そうですね。僕の場合は競技の大会に出たり、イベントでパフォーマンスを行ったり、教室を開いたりと、フットバッグ一本でやっています。最近は小学校などで子供たちにフットバッグを教える活動もしています。競技では世界大会と日本の全国大会が年に1回開催されていて、世界大会には欧米を中心にハイレベルな選手たちが100名から150名くらい集まります。
―― その中で世界チャンピオンになった石田さんは本当にすごいですね。近年各種のメディアで取り上げられることの多い石田さんのプレー、いつ見ても感動します。
石田 ありがとうございます。おかげさまで2014年と2018年の2回、世界大会で優勝して、アジア人として初めてフットバッグの殿堂入りを果たすこともできました。
領収書をスキャンして会計ソフトで自動記帳。確定申告が大きく効率化した
―― ところで、フットバッグのプロとScanSnapに接点があるのは少し意外な気もします。どういうきっかけでScanSnapを使い始めたのでしょうか。
石田 実をいうと競技やパフォーマンス以外に、パソコンを使う仕事がけっこう多いんですよ。たとえばプロモーションのために自分の映像や写真を編集したり、自分がプロデュースしたフットバッグのボールをお店に置いていただくためのプレゼン資料を作ったりと、パソコンの前に座っている時間はかなり長いんです。そうした中で「スキャナーがあったらいいな」と思うことが頻繁にありまして、その第一は、なんといっても確定申告です。
―― なるほど、フットバッグのプロとしての石田さんは個人事業主ということですね。
石田 そうなんです。個人事業主ですから、経費を使ったときの領収書やレシートはその都度、記帳していかなければなりません。でも、これがとても面倒な作業なんですね。同じ立場の方々もきっとそう感じているのではないでしょうか。そこで僕はまず会計ソフトの「freee」を導入しました。領収書やレシートをデータ化して送るとOCRで読み取って、自動で記帳を代行してくれるクラウドサービスです。
―― 手作業で記帳していくのに比べて、効率と正確さが大きく向上しますね。
石田 はい、とても便利に使っています。ただ問題は領収書やレシートをどうやってデータ化するかということ。僕の場合、領収書やレシートをスマートフォンのカメラで撮影するという方法をずっと取ってきました。ところが、それだと一枚ずつ位置合わせをして、影にならないように撮影する作業がとても面倒なんですね。
―― 特に新潟に居を移されてから、移動費の領収書などが増えたのでは。
石田 その通りです。かなりの負担になってしまって、よい方法がないものかと考えました。そのとき「ScanSnapなら領収書もレシートも一気にまとめてデータ化できる」という情報を得まして、さっそく購入したという経緯です。
―― 使ってみたご感想を教えてください。
石田 まず、開けた時点で電源が入って、すぐにスキャンできることがすごいと思いました。普通の機器はスイッチを押すというワンクッションが入るのに、開けただけで使える。これはいいなと思いました。そして、なんといっても最高なのは、紙を一気に何十枚も、高速でスキャンできることと、それでいて紙詰まりなどのエラーが圧倒的に少ないということですね。読み込んだあとの処理も速いですし。
―― 「iX1500」から付属するようになった「名刺・レシートガイド」はお使いですか。
石田 使ってます。もうずっと付けっぱなしです。日本のレシートのサイズに合わせてあるんですよね。これがまたすごくよくて、小さかったり薄かったりするレシートもスムーズにトラブルなくスキャンできて、とても使い勝手がよいと感じています。
―― どのくらいのペースで領収書やレシートをスキャンしていますか。
石田 だいたい半月ごとでしょうか。財布が領収書で膨らんできたときに「そろそろスキャンしておこうかな」という感じでやっています。
―― 「freee」は「ScanSnap Cloud」で連携しているので、パソコンやスマートフォンなしでもダイレクトにデータを送ることができますね。
石田 「freee」や名刺管理サービスの「Eight」など、僕がもともと使っていた外部サービスと連携しているのはすごくありがたかったですね。おかげで、よりスムーズにScanSnapを使い始めることができました。
出演イベントのタイムテーブルなど重要書類をいつでもどこでも確認できる
―― 領収書やレシートのほかにスキャンする紙はありますか。
石田 名刺と、イベントに関する連絡などの書類をよくスキャンしています。ともに、データ化しておけば出先でもノートPCやスマートフォンを使ってすぐに見られるので、とても便利ですよ。それらも以前はスマートフォンで苦労しながら撮影することが多かったのですが、今ではScanSnapでスキャンしてクラウドに上げておくだけの手軽さです。
―― スキャンしておいてよかったなと思ったことがあれば教えてください。
石田 それはもう、何度もありますね。たとえばイベント出演時、直前にプログラムやタイムテーブルを確認したいことはしばしばあって、そういうときにスマートフォンを取り出すだけで書類を確認できるのはとても便利です。もちろんイベントの概要は数日前には知らされていて、当日にも改めて確認はしますが、「今日のパフォーマンスは何分」「何時からスタート」といった肝心なことを、手元に紙がなくても確認できる便利さと安心感は、何物にも代えがたいところがありますね。
―― 新幹線の中など、移動中も手軽に確認できるのではないでしょうか。
石田 そうなんですよ。僕の場合、すべてにわたってアナログよりデジタルに魅力を感じていて、何事もデジタルベースにしていきたいと思っているので、アナログなものをデジタル化してくれるScanSnapは本当に重宝しています。
本の「自炊」や子供の絵のスキャンなど仕事に限らずどんどん使っていきたい
―― 現在は新モデルの「iX1600」を試用していただいています。使い勝手はいかがですか。
石田 使い始めたばかりですが、とにかく速いですね! 「iX1500」も十分に速かったのに、輪をかけて速いのには驚きました。A4用紙で1分間に40枚もスキャンできるようになったんですよね。スキャン作業の効率にかなりの違いが出るような気がします。
―― 石田さんは「Happy Hacking Keyboard(HHKB)」のエバンジェリストでもあり、そちらはかなりマニアックな使い方をされていますね。ガジェットとしてのScanSnapをどのようにご覧になっていますか。
石田 機能が最高なのはもちろんのこと、それとはまた別の心地よさもあると思います。たとえば、紙が高速でスムーズに吸い込まれていく様子が心地よくて、しばらく眺めてしまうというような。僕はよく、見る必要もないのに見ています(笑)。ScanSnapは誰でも簡単に使える機器であると同時に、僕にとってはHHKB同様「心地よい道具」でもあるんです。
―― これまでお話しいただいた使い方のほかに、今後このように使ってみたいというイメージはありますか。
石田 まだ手を出していませんが、いわゆる「自炊」をやってみたいですね。先ほども言ったようにすべてをデジタル化したいという夢があるので、「自炊」にはとても興味があります。「iX1600」の登場はよい機会かもしれません。
それと先日、妻と一緒に子供の絵をスキャンしました。ああいうものは保存しておきたくてもどんどん傷んでいくので、スキャンしてデジタル化しておくといいですよね。スマートフォンでいつでも見られますし。ほかにも保育園のお知らせの紙とか、ご近所から回ってくる紙など、生活の端々に紙は出てきますので、仕事に限ることなくScanSnapをどんどん使っていきたいと思います。
―― 最後に、ScanSnapに興味を持っている方々へのメッセージをお願いします。
石田 ScanSnapがあるだけで効率が一気に上がります! ぜひ皆さん、使ってみてください。ほんと、おすすめですよ。
プロフットバックプレイヤー
石田 太志
Webサイト/ブログ:石田太志オフィシャルサイト
ブログ:T-Log
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Instagram:taishiishida
ScanSnap iX1600
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この記事を書いた人
プロフットバックプレイヤー フットバッグの世界大会である「World Footbag Championships」にて2度優勝、そして「Footbag US Open Championships」でも初出場、初優勝を達成しアジア人初の世界一とアメリカチャンピオンに輝いた日本を代表するフットバッグプレイヤー。
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