バージョン情報
V5.0リリース
DynaEye EX をバージョンアップしました。V5.0L10での機能強化内容は、以下の通りです。
数字認識機能を強化
- 活字数字の認識で、様々な活字フォントの読み取りを可能としました。
従来の拡張マルチフォント読み取りを更に強化したオムニフォント読み取り機能(※)を追加しました。 - 同じ数字項目が、ある帳票は手書きで記入され、他の帳票では活字印字され、と異なる場合があっても、混在して読取れるようになりました。
これらの機能により、取引先ごとに印字方法や記入方法が違った帳票でも、事前仕分けの手間なく帳票読み取りが可能となります。
- ※オムニフォントとは、特定のフォントを指す名前ではなく、「多種類のフォント」を意味します。
オムニフォント読み取りとは、複数種類のフォントを読み取る機能です。
手書き英小文字の認識をサポート
手書き英小文字の認識に対応しました。手書き日本語文字の読み取りとして、従来のJIS第一水準・第二水準漢字、ひらがな、カタカナ、数字、英大文字、記号と合わせて、合計4,898字種の手書き文字の認識が可能となります。
イメージデータの出力機能を強化
認識結果の出力において、これまでのTIFF、BMP、JPEG、PNGに加え、イメージデータのPDF形式出力に対応しました。
汎用性の高いPDF形式のデータにより活用範囲が広がります。
マーク認識のカスタマイズ機能
枠内に記入するマークの読み取りで、マーク認識の感度を設定する機能を付加しました。
これによって、運用環境に即した適切なマーク認識機能を設定できます。
住所辞書の更新
2014年3月版の住所辞書に更新しました。
DynaEye コンポーネントキット、DynaEye認識ライブラリの開発環境強化
DynaEye コンポーネントキットは、新たにMicrosoft® Visual Basic® 2015 およびMicrosoft® Visual C#® 2015に対応しました。
これによってサポートしている言語は以下のようになります。
- Microsoft® Visual Basic® 2005
- Microsoft® Visual Basic® 2008
- Microsoft® Visual Basic® 2010
- Microsoft® Visual Basic® 2012
- Microsoft® Visual Basic® 2013
- Microsoft® Visual Basic® 2015
- Microsoft® Visual C#® 2008
- Microsoft® Visual C#® 2010
- Microsoft® Visual C#® 2012
- Microsoft® Visual C#® 2013
- Microsoft® Visual C#® 2015
DynaEye認識ライブラリは上記に加え、以下の開発環境にも対応しています。
- Microsoft® Visual C++® 2005
- Microsoft® Visual C++® 2008
- Microsoft® Visual C++® 2010
- Microsoft® Visual C++® 2012
- Microsoft® Visual C++® 2013
- Microsoft® Visual C++® 2015