スキャン後の紙がメモ帳に変身!「ヨンブンカッツ」で二度おいしい整理術

デジUP!をご覧の皆様、日々の紙の書類スキャンお疲れさまです。
スキャンした後の書類、皆さんはどうされていますか?
一定期間ファイルに保管する派、すぐにシュレッダーにかける派、さまざまだと思います。
私はといえば、セキュリティ的に問題のない書類で、しかも裏が白紙の紙はそのまま処分せず、A6サイズに切ってメモ帳として再活用しています。
いわば"手作り裏紙メモ帳"です。

裏紙メモ帳
プリントの裏面は思いのほか書き味がよく、ちょっとしたアイデア出しや買い物リストにぴったり。
紙を無駄にしないエコな満足感もあります。
ただ、この「裏紙メモ帳」を作るとき、地味に面倒なのがカット作業。
ハサミやカッターで均等に切るのは意外と手間がかかりますし、綺麗にまっすぐ切るのは大変ですよね。
そこで私が最近愛用しているのが、クツワの「ヨンブンカッツ」です。
目次
A4の紙をかんたんに四分割できる便利な文房具

クツワのヨンブンカッツ
「ヨンブンカッツ」は、不要なプリント用紙を簡単にメモ用紙へ変身させてくれる文房具です。
ヨンブンカッツの特徴は、とにかく手軽なことです。
A4用紙を4分割にカットしてA6サイズのメモ紙が作れるのですが、ハサミもカッターも、折り目すら不要。

4分割する方法
紙が切りやすい45度の角度がついているので、本体を用紙の上にセットして、紙を右上から左下に引っ張るだけで、スパッと紙を切ることができます。
ガイド付き
カット位置がピタッと合うガイド付きなので仕上がりがきれいです。

スパッと綺麗にかんたんに切ることができます
さらに切った紙は付属クリップに挟めば、そのままメモパッドとして使えるのも便利です。

そのままメモ帳にもなる便利文房具
サイズは約H177×W123×D13mm、重さわずか73gとコンパクトで、デスクに置きっぱなしでも邪魔になりません。
このヨンブンカッツ、ScanSnapとの組み合わせが特におすすめです。
まず資料をScanSnapでPDF化してクラウドに保存。
新型のScanSnap iX2500で高速スキャン!
その後、裏が白紙の紙は原本をヨンブンカッツで4分割してメモ用紙にすれば、デジタル化と紙の再利用が一度に完了します。
例えば会議資料をスキャンした後にメモ紙として再活用したり、子どもの学校プリントをデータ化してから落書き帳にしたり。
A6サイズは手帳に挟みやすく、外出時のアイデアメモにも重宝します。
そしてもう一度スキャンで二度おいしい
使い終えたメモは再びScanSnapで取り込めば、手書きの記録までデジタルに一元化できます。
ガイドを合わせてもう一度スキャン
「スキャンして終わり」ではなく「スキャン後にもう一役」。
紙の価値を最後まで活かしたい方に、ヨンブンカッツはまさにぴったりのアイテムです。
シュレッダーにかける前に、その紙にもうひと仕事させてみませんか。
ScanSnapでペーパーレス化を進めながら、ヨンブンカッツで"紙の二度目の人生"を楽しむ。
そんな小さな習慣が、エコと整理整頓、そしてちょっとした創作意欲を同時に満たしてくれるはずです。
この記事を書いた人

2014年9月に創刊した文房具の魅力を紹介するウェブマガジン『毎日、文房具。』( https://mai-bun.com )の編集長。著書『時間をもっと大切にするための小さいノート活用術』(玄光社)のほか、オリジナルノートブランド「DIALOG NOTEBOOK」の企画・運営などを行なっている。
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