【2025年最新版】写真や画像から文字読み取り!OCR機能がある無料アプリ6選

OCR(Optical Character Recognition/Reader)とは、写真や画像から文字を読み取り、テキストとしてデジタルデータ化する(光学文字認識)技術です。
OCR機能のあるアプリでは、画像やカメラで撮影した写真から文字を認識して読み取り、テキストデータを抽出できます。そのテキストに対する検索はもちろん、アプリによっては編集も可能になります。また文字認識したテキストを音声で読み上げたり、その場で翻訳できるアプリも。
この記事ではOCR機能があり、Android/iPhoneの両方で使える無料のアプリ6選を紹介します。「アプリのOCR機能って、こんなこともできるの?!」を知っておくと、役に立つ機会がきっとありますよ!!
※ 各アプリの機能や手順、画面は、2025年12月現在のものです。
目次
スマホ(Android/iOS)で画像から文字を抽出できるOCR機能つき無料アプリ6選

スマホで撮った写真や画像から文字を抽出できる(OCR機能つき)アプリは多数ありますが、その特徴はさまざまです。
今回は無料でも使えてユーザーからの評価が高い6つのおすすめOCRアプリをピックアップしてみました。いずれもAndroid、iOSの両方に対応しています。
無料のOCR機能つきおすすめアプリ(Android/iOS対応)
| アプリ名称 | 特徴 | 保存形式/連携ソフト・サービスなど |
|---|---|---|
| Microsoft 365 Copilot |
|
PDF、Microsoft Word、Microsoft OneNote、Microsoft PowerPointの形式に変換可能。 Microsoft OneDriveに直接保存も可能。 |
Google Lens™ visual search engine(Googleレンズ)![]() |
|
Googleアカウントでのサービス(Chrome、Google翻訳) |
|
Adobe Acrobat | |
Evernote![]() |
|
Evernote |
Googleドライブ![]() |
|
Googleドキュメント |
Dropbox![]() |
|
PDFに変換可能 Microsoft 365、Slackなどの外部ツール連携 |
それでは各アプリの特徴をみていきましょう。
ビジネスシーンにおすすめのアプリ|Microsoft 365 Copilot
Microsoft 365 Copilotは、MicrosoftがリリースしているAIアシスタントアプリです。Microsoftではこれまで、無料のOCR機能つきスキャンアプリ「Microsoft Lens」を提供していましたが、2025年12月25日以降はサポートの終了が決定。同様の用途にはMicrosoft 365 Copilotが推奨されています。
「Microsoft Lens」と同様に、デバイスやクラウドストレージに保存された写真や、カメラでキャプチャした画像から文字認識してテキストを抽出できます。
デバイスに保存された写真・画像から文字認識するには
- Microsoft 365 Copilotを起動し、画面左上のアイコンから「作成」を選択した後、「スキャン」をタップします。

- 「インポート」をタップし、デバイス内の文字認識したい写真や画像を選んで右上のアイコンをタップします。

- 必要に応じて加工(回転や文字列の範囲のトリミングなど)を行い、「レビューと編集」をタップした後、右下のアイコンをタップします。

- 対象範囲を選択し、「すべてコピー」をタップするとテキストが抽出され、コピーや共有が可能になります。

Microsoft 365 Copilotでキャプチャした画像を文字認識するには

「インポート」上部にある丸いアイコンをタップし対象範囲を選択。必要に応じて加工(回転や文字列の範囲のトリミングなど)を行い、「すべてコピー」をタップするとテキストが抽出され、コピーや共有が可能になります。
Officeデータ形式に変換・保存するには
画像データをもとにWordやExcelといったOffice形式のデータに変換・保存するためには、はじめに上記の手順でテキストデータを抽出しコピーしておきます。
次に「作成」をタップした後、「Word」または「Excel」、「PowerPoint」を選択します。表示されていない場合には「すべてを表示」をタップし選択してください。
あらかじめコピーしておいたテキストデータをチャット欄に貼り付け実行すると、ファイルが生成されます。

調べものが多い人におすすめのアプリ|Googleレンズ
カメラや写真の画像をそのままGoogle Chromeで検索できるGoogleレンズには、画像検索機能のほか、OCR機能もあります。
デバイスに保存された写真・画像から文字認識するには
Googleアプリを起動し、検索窓の右横にあるカメラのアイコンをタップします。左下の写真アイコンをタップし、文字認識したい写真や画像を選択します。画像上で文字認識の範囲を選択すると、文字列の部分がGoogleレンズで文字認識され、選択してコピーできるようになります。
ちなみに、iPhoneをお使いの場合は「写真」アプリに搭載されている「ライブテキスト」機能でも、画像内の文字を選択してコピーできます(右下に表示されるアイコンから利用可能です)。Googleレンズとあわせて使えば、用途に応じて使い分けができます。
Googleレンズでキャプチャした画像を文字認識するには
文字認識したい対象をGoogleレンズの「検索」モードでキャプチャすると、文字がある部分がハイライトされます。枠の大きさを調節して「テキストを選択」をタップすると、枠内のテキストが抽出されて選択状態になります。そのままコピー、聴く(音声で読み上げ)、翻訳、検索が可能です。

読み取ったテキストは、スマホと同じGoogleアカウントでログインしているパソコンのクリップボードに保存し、パソコン側で直接貼り付けできます。調べものやレポート作成で、参考文献から転記・引用したいときなどに便利ですね。

スマホのアプリでOCRしたテキストをパソコン側で「貼り付け」できる。
Adobe PDFをよく利用する人におすすめのアプリ|Adobe Scan
Adobe ScanはアドビのOCR機能付きスキャンアプリ。App Store内「ビジネス」カテゴリで上位を獲得した実績を持つ人気アプリです。Adobe Scanとあわせて、Adobe Acrobat Readerもインストールしておきましょう。
Adobe ScanはAIを利用した鮮明なスキャンで、文書や書籍、IDカード、名刺、ホワイトボードを撮影するだけで長期の閲覧性が保証されている高品質なPDFを作成できます。
このPDFをOCR処理するには、「環境設定」の「テキスト認識(OCR)」で「保存したPDFに対してテキスト認識を実行」を有効にしておく必要があります。(無料でOCRが可能なページ数には制限があります。)
なお、無料プランでOCRが利用できるのは25ページまでに制限されています。

Adobe Scanで文字認識を行うには、アプリを起動し、画面左下の写真アイコンをタップしてデバイス内の写真や画像を選択するか、またはAdobe Scanのカメラで文書を撮影します。
画面下部の「PDFを保存」を選択すると、画像内の文字がOCR処理されて検索可能なPDFが生成されます。生成されたPDFをAcrobat Readerで開き、PDF上の文字列を選択してコピーすることもできます(iOSの場合は生成されたPDF上の文字列をロングタップするとコピーできます)。

文字読み取りとAdobe PDF/JPEGへの変換をあわせて利用したい人におすすめのアプリです。
多機能性を重視する人におすすめのアプリ|Evernote
高機能なメモ・情報整理の機能を持つクラウドサービスとしてEvernoteを知らない人はいないかもしれません。デジタルノート上でのテキスト入力はもちろん、手書きや音声でのメモ、写真その他の添付ファイルやリマインダーも1つのノートに設定できるEvernoteは、これだけで十分に多機能です。
さらに便利なのは、既存の画像やEvernoteカメラで撮影した画像が自動的にOCR処理され、Evernoteに保存しているすべてのノートとまとめて横断検索できる点です。
Evernoteで日本語のOCRを可能にするには、あらかじめWeb版の「個人設定」で「文字認識に使用する言語」に「日本語+English」を設定しておきます。

あとは画像ファイルをEvernoteに保存しておくだけです。Evernoteのカメラで撮った写真だけでなく、メール添付で受け取った画像ファイルであっても、Evernoteに保存しておけば、1回の検索で見つけ出すことができます。

Evernoteカメラで撮った写真をスナップショットとして保存し、画像に含まれる文字「安全上のご注意」をEvernoteのホーム画面から検索すると、「安全上のご注意」を含むスナップショットが検出される。
このようにEvernoteのホーム画面では、保存されているすべてのファイルから探したいファイルを検索できます。さまざまな情報・メモ・画像・ブックマークを一括管理したい人におすすめです。
Googleドキュメントをよく使う人におすすめのアプリ|Googleドライブ
GoogleドライブはGoogle社が提供するクラウドストレージサービスです。特に便利なのが、同じファイルを複数のメンバーで共同編集したいとき。Googleドライブに保存されたファイルは複数人で共同編集することができます。また、Googleアカウントがない相手にもファイルを共有できるため、チームでの仕事に便利です。
OCR機能については、Googleドライブに保存するだけで、画像やスキャンしたドキュメントにある文字をGoogleドライブ側で認識。画像ファイルに対してもキーワード検索が可能になるほか、OCR処理されたファイルをGoogleドキュメントで開いて編集することができます。
たとえばGoogleドライブアプリのカメラで撮影し、PDFまたは画像としてGoogleドライブに保存したとします。

Googleドライブのアプリで撮影し(左)、「完了」を選んで(中央)、PDFまたはjpgでGoogleドライブに「アップロード」(右)。
パソコンでGoogleドライブにアクセスし、ファイルを右クリック→「アプリで開く」→「Googleドキュメント」を選ぶと、GoogleドキュメントでOCR処理されたテキストを編集できるようになります。


GoogleドライブのOCR機能では、ファイルサイズが2MB以下のPDFまたは写真(.jpeg、.png、.gif)を処理できます。Googleドキュメントをよく使う人におすすめのアプリです。
安全性や外部ツールとの連携を重視する人におすすめのアプリ|Dropbox
Dropboxも写真や文書などのデータを安全に保存できるクラウドストレージサービスです。無料プランで利用できるのは文書のPDF化のみで、OCR機能を利用するためには有料プランの契約が必要です。
Dropboxには強固なセキュリティ機能が実装されているほか、Microsoft 365やSlackといった外部ツールとの連携も充実しています。
Dropboxの基本的な使い方は、アプリの画面下部にある「+」のアイコンをタップした後、「ファイルをスキャン」を選択するとカメラが起動し、スキャンしたい文書を撮影するとPDFとして保存されます。

Dropboxの有料プランは個人利用向けの「Plus」のほか、企業やチームの規模に合わせた複数のプランが用意されています。
このうち、企業向けプランの「Advanced」では、シングルサインオンや二段階認証のほか、デバイスの遠隔削除、180日前までのファイルバージョンを復元できるなどのセキュリティ機能が充実。また、退職した従業員のアカウントから他の従業員のアカウントへファイルを転送したり、管理者が従業員のアカウントへ代理ログインできるといった管理機能もあります。
複数のメンバーやクライアントと連携しながら、ビジネス用途で安心して利用したい人におすすめのアプリです。
アプリのスキャナー機能を活用しよう

多くのOCR機能つきアプリはスキャナーとしても利用でき、さまざまな場面で活躍します。ここではアプリのスキャナー機能を活用するメリットを紹介します。
手書きメモの整理に
OCR機能を備えたアプリの多くは手書き文字にもある程度対応しています。
貴重な情報を手書きしたメモは、データ化して保存しておくと後から検索で探し出せるようになります。といっても手書きメモをすべて入力し直すのは手間ですよね。会議やミーティングで思いついたアイデアを手書きでメモしたときなどは、アプリでスキャンし、OCRで文字を読み取ってテキスト化しておけば、議事録の作成にも活用できますよ。
書類のデジタル管理に
そして書類のデジタル管理。
レシートや子どものプリントなど、日々たまっていく紙の書類はデータ化すると便利です。書類をデジタル管理するメリットは2つあります。
1つ目は、クラウド保存やデータの共有がしやすくなること。書類をデータ化してクラウドで保管すると、どこにいても端末が変わっても、その内容を確認できます。
2つ目は、紙類を保管する場所が不要になること。情報だけ残せばよいという紙類はデータ化して破棄してしまえばスッキリ片付きます。
大量の書類をデータ化するには?
このようにOCR機能つきアプリのスキャナー機能はとても便利ですが、データ化したい書類が多いと1枚ずつ写真に撮るのは骨が折れます。
たくさんの書類をまとめてOCR処理するには、OCR対応のスキャナーを使うとよいでしょう。
ScanSnapなら書類をスキャンするだけでOCR処理した検索可能なPDFを作成できるだけでなく、設定によりMicrosoft Word/Microsoft Excel/Microsoft PowerPointの形式で保存することもできます。またScanSnap Cloudを使えば、PC/スマホがなくても、スキャンしたデータをEvernoteやGoogleドライブなどのクラウドサービスに直接保存できます。
ScanSnap iX2500はタッチパネルからの直感的な操作で、45枚/分の高速スキャンが可能です。サイズがばらばらの原稿や両面・片面も自動的に判別してくれます。
コンパクトなサイズ感の「ScanSnap iX1300」もおすすめです。
カバーを開いてもA4程度のサイズに収まり、両面スキャン、Uターンスキャンなど高機能な読み取りが可能です。カードや通帳など、カバーを閉じたままでもスキャンできるリターンスキャン機能も備えています。
まとめ
写真の画像から文字認識してテキストを抽出できるOCR機能つきアプリはスキャナーとしても便利です。書類をスキャンしてデータ化すると、身の周りがスッキリ片付くだけでなく、検索が簡単にできたり、オンラインで保存して共有できるようになるなど、多くのメリットがあります。
アプリは手軽で便利ではありますが、スマホだけでは書類全体を読み取れなかったり、書類が多くなると手間がかかりすぎることもありますよね。
ぜひOCR機能のあるスキャナー、ScanSnapをご活用ください!
※Google Lens™ visual search engine、Google Chrome™およびGoogleドライブはGoogle LLCの商標です。

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この記事を書いた人
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