【2026年最新版】写真や画像から文字読み取り!OCR機能がある無料アプリ6選

OCR(Optical Character Recognition/Reader)とは、写真や画像から文字を読み取り、テキストとしてデジタルデータ化する(光学文字認識)技術です。
OCR機能のあるアプリでは、画像やカメラで撮影した写真から文字を認識して読み取り、テキストデータを抽出できます。そのテキストに対する検索はもちろん、アプリによっては編集も可能になります。また文字認識したテキストを音声で読み上げたり、その場で翻訳できるアプリも。
この記事ではOCR機能があり、Android/iPhoneの両方で使える無料のアプリ6選を紹介します。「アプリのOCR機能って、こんなこともできるの?!」を知っておくと、役に立つ機会がきっとありますよ!!
※ 各アプリの機能や手順、画面は、2026年7月現在のものです。
目次
スマホ(Android/iOS)で画像から文字を抽出できるOCR機能つき無料アプリ6選

スマホで撮った写真や画像から文字を抽出できる(OCR機能つき)アプリは多数ありますが、その特徴はさまざまです。
今回は無料でも使えてユーザーからの評価が高い6つのおすすめOCRアプリをピックアップしてみました。いずれもAndroid、iOSの両方に対応しています。
無料のOCR機能つきおすすめアプリ(Android/iOS対応)
| アプリ名称 | 特徴 | 保存形式/連携ソフト・サービスなど |
|---|---|---|
| ScanSnap Home |
|
PDF形式に変換可能 Box、Dropbox、Googleドライブ、Microsoft OneDriveに直接保存も可能※1 |
| Microsoft 365 Copilot |
|
PDF、Microsoft Word、Microsoft OneNote、Microsoft PowerPointの形式に変換可能 Microsoft OneDriveに直接保存も可能 |
Google Lens™ visual search engine(Googleレンズ)![]() |
|
Googleアカウントでのサービス(Chrome、Google翻訳) |
Evernote![]() |
|
Evernote |
Googleドライブ![]() |
|
Googleドキュメント |
Dropbox![]() |
|
PDFに変換可能 Microsoft 365、Slackなどの外部ツール連携 |
※1:ScanSnap Cloud+加入で利用可能
それでは各アプリの特徴をみていきましょう。
手軽に高品質にスキャンしたい人におすすめのアプリ|ScanSnap Home
フリーランスや個人事業主は、請求書・領収書・契約書・打ち合わせメモなど、細かな紙書類が日常的に増えやすい傾向があります。また、共働き世帯では夫婦ともに忙しく、保険関連の書類や学校からのお便り、医療費明細などの管理まで手が回らず、「必要なときに見つからない」と困るケースも少なくありません。
また、スマホのOCRアプリは手軽に使える一方で、
「影が入る」
「斜めになる」
「後から探しづらい」
といった不便さを感じることも。
ScanSnap Homeでは、そうした問題を解決し紙書類をスマホだけで整理しやすくするカメラ機能、ScanSnap Cameraが利用できます。
撮影環境に左右されない、読みやすく扱いやすいデータを無料で利用可能
ScanSnap Homeのカメラ機能であるScanSnap Cameraは、
- 背景除去
- 向き補正
- カラー自動判別
などに対応しており、豊富な自動処理でスキャンしやすく、データの容量も最適化されます。
撮影時には原稿の範囲を自動で認識し、
- クロップ(画像内の不要な部分を切り取る)
- 傾き補正
- 台形補正
も行われるため、書類を1枚ずつ細かく調整する手間を減らしやすい点も特徴。
例えば、外出先で受け取った領収書や打ち合わせ中にメモした紙資料なども、その場で手軽にデータを保存しScanSnap Homeで管理できます。
【無料で利用できるScanSnap Homeの基本機能】
背景除去:書類に裏写りした文字を除去(写真上から、背景除去なし、背景除去「弱」、背景除去「強」)



向き補正:書類の向きを判断し自動的に補正


カラー自動判別機能:スキャニング時にカラー・グレー・白黒を自動的に識別し、ファイルサイズを無駄に大きくしない


自動クロップ:撮影時に原稿の範囲を自動クロップ(画像内の不要な部分を切り取る)し、傾き補正や台形補正も行われる

ファイル名の形式選択:スキャン日時や任意の名前指定(先頭につける文字指定)など、ファイル名の形式選択ができる

ScanSnap Homeで紙書類をスキャンする手順
- ScanSnap Homeを起動し、スマホが選択されていることを確認して[Scan]をタップ

スマホのアイコンを選択→「Scan」をタップ
- 読み取りたい書類をカメラ内に収まるように配置
撮影ボタンを押さなくても、スマホを動かさずにいると自動的に撮影されます。撮影ボタンを押す際にありがちな手ブレも防止できます。
紙のまま保管していると埋もれてしまいがちな書類でも、スマホからすぐ確認できる状態にしておけば、仕事や家事の合間でも効率よく管理しやすくなるでしょう。
有料プランの「ScanSnap Cloud+」でさらに便利
さらに、有料プランの「ScanSnap Cloud+」では、「ScanSnap AI」を使った便利な機能や画像処理を利用できます。
- 「ScanSnap AI」の機能
AIファイル名生成:文書の内容を分析しファイル名を自動的に付与
検索可能なPDF(AI):活字に加えて、領収書やメモなどの手書き文字も認識し検索可能なPDFへ変換
リンク付きPDF(AI):日時・メールアドレス・QRコードなどの情報からリンク先を自動設定 - 「ScanSnap Camera」で使える便利な機能
フラット補正:折れや紙面のカーブによる歪みをAIで補正
影消し:撮影時の影を抑える
プロファイル設定:用途別に設定を保存し、都度細かな設定をする手間がなくなる
ビジネスシーンにおすすめのアプリ|Microsoft 365 Copilot
Microsoft 365 Copilotは、MicrosoftがリリースしているAIアシスタントアプリです。Microsoftではこれまで、無料のOCR機能つきスキャンアプリ「Microsoft Lens」を提供していましたが、2025年12月25日以降はサポートの終了が決定。同様の用途にはMicrosoft 365 Copilotが推奨されています。
「Microsoft Lens」と同様に、デバイスやクラウドストレージに保存された写真や、カメラでキャプチャした画像から文字認識してテキストを抽出できます。
デバイスに保存された写真・画像から文字認識するには
- Microsoft 365 Copilotを起動し、画面左上のアイコンから「作成」を選択した後、「スキャン」をタップします。


- 「インポート」をタップし、デバイス内の文字認識したい写真や画像を選んで右上のアイコンをタップします。

- 必要に応じて加工(回転や文字列の範囲のトリミングなど)を行い、「レビューと編集」をタップした後、右下のアイコンをタップします。

- 対象範囲を選択し、「すべてコピー」をタップするとテキストが抽出され、コピーや共有が可能になります。

Microsoft 365 Copilotでキャプチャした画像を文字認識するには

「インポート」上部にある丸いアイコンをタップし対象範囲を選択。必要に応じて加工(回転や文字列の範囲のトリミングなど)を行い、「すべてコピー」をタップするとテキストが抽出され、コピーや共有が可能になります。
Officeデータ形式に変換・保存するには
画像データをもとにWordやExcelといったOffice形式のデータに変換・保存するためには、はじめに上記の手順でテキストデータを抽出しコピーしておきます。
次に「作成」をタップした後、「Word」または「Excel」、「PowerPoint」を選択します。表示されていない場合には「すべてを表示」をタップし選択してください。
あらかじめコピーしておいたテキストデータをチャット欄に貼り付け実行すると、ファイルが生成されます。

調べものが多い人におすすめのアプリ|Googleレンズ
カメラや写真の画像をそのままGoogle Chromeで検索できるGoogleレンズには、画像検索機能のほか、OCR機能もあります。
デバイスに保存された写真・画像から文字認識するには
Googleアプリを起動し、検索窓の右横にあるカメラのアイコンをタップします。左下の写真アイコンをタップし、文字認識したい写真や画像を選択します。画像上で文字認識の範囲を選択すると、文字列の部分がGoogleレンズで文字認識され、選択してコピーできるようになります。
ちなみに、iPhoneをお使いの場合は「写真」アプリに搭載されている「ライブテキスト」機能でも、画像内の文字を選択してコピーできます(右下に表示されるアイコンから利用可能です)。Googleレンズとあわせて使えば、用途に応じて使い分けができます。
Googleレンズでキャプチャした画像を文字認識するには
文字認識したい対象をGoogleレンズの「検索」モードでキャプチャすると、文字がある部分がハイライトされます。枠の大きさを調節して「テキストを選択」をタップすると、枠内のテキストが抽出されて選択状態になります。そのままコピー、聴く(音声で読み上げ)、翻訳、検索が可能です。


読み取ったテキストは、スマホと同じGoogleアカウントでログインしているパソコンのクリップボードに保存し、パソコン側で直接貼り付けできます。調べものやレポート作成で、参考文献から転記・引用したいときなどに便利ですね。

スマホのアプリでOCRしたテキストをパソコン側で「貼り付け」できる。
多機能性を重視する人におすすめのアプリ|Evernote
高機能なメモ・情報整理の機能を持つクラウドサービスとしてEvernoteを知らない人はいないかもしれません。デジタルノート上でのテキスト入力はもちろん、手書きや音声でのメモ、写真その他の添付ファイルやリマインダーも1つのノートに設定できるEvernoteは、これだけで十分に多機能です。
さらに便利なのは、既存の画像やEvernoteカメラで撮影した画像が自動的にOCR処理され、Evernoteに保存しているすべてのノートとまとめて横断検索できる点です。
Evernoteで日本語のOCRを可能にするには、あらかじめWeb版の「個人設定」で「文字認識に使用する言語」に「日本語+English」を設定しておきます。

あとは画像ファイルをEvernoteに保存しておくだけです。Evernoteのカメラで撮った写真だけでなく、メール添付で受け取った画像ファイルであっても、Evernoteに保存しておけば、1回の検索で見つけ出すことができます。

Evernoteカメラで撮った写真をスナップショットとして保存し、画像に含まれる文字「安全上のご注意」をEvernoteのホーム画面から検索すると、「安全上のご注意」を含むスナップショットが検出される。
このようにEvernoteのホーム画面では、保存されているすべてのファイルから探したいファイルを検索できます。さまざまな情報・メモ・画像・ブックマークを一括管理したい人におすすめです。
Googleドキュメントをよく使う人におすすめのアプリ|Googleドライブ
GoogleドライブはGoogle社が提供するクラウドストレージサービスです。特に便利なのが、同じファイルを複数のメンバーで共同編集したいとき。Googleドライブに保存されたファイルは複数人で共同編集することができます。また、Googleアカウントがない相手にもファイルを共有できるため、チームでの仕事に便利です。
OCR機能については、Googleドライブに保存するだけで、画像やスキャンしたドキュメントにある文字をGoogleドライブ側で認識。スマートフォンを固定して本や資料を1ページずつめくるだけで、自動的に撮影・OCR処理を行えるため、紙の書籍や会議資料を効率的に整理したり共有したい人にも便利です。
画像ファイルに対してもキーワード検索が可能になるほか、OCR処理されたファイルをGoogleドキュメントで開いて編集することができます。
たとえばGoogleドライブアプリのカメラで撮影し、PDFまたは画像としてGoogleドライブに保存したとします。

Googleドライブのアプリで撮影し(左)、「完了」を選んで(中央)、PDFまたはjpgでGoogleドライブに「アップロード」(右)。
パソコンでGoogleドライブにアクセスし、ファイルを右クリック→「アプリで開く」→「Googleドキュメント」を選ぶと、GoogleドキュメントでOCR処理されたテキストを編集できるようになります。


GoogleドライブのOCR機能では、ファイルサイズが2MB以下のPDFまたは写真(.jpeg、.png、.gif)を処理できます。Googleドキュメントをよく使う人におすすめのアプリです。
安全性や外部ツールとの連携を重視する人におすすめのアプリ|Dropbox
Dropboxも写真や文書などのデータを安全に保存できるクラウドストレージサービスです。無料プランで利用できるのは文書のPDF化のみで、OCR機能を利用するためには有料プランの契約が必要です。
Dropboxには強固なセキュリティ機能が実装されているほか、Microsoft 365やSlackといった外部ツールとの連携も充実しています。
Dropboxの基本的な使い方は、アプリの画面下部にある「+」のアイコンをタップした後、「ファイルをスキャン」を選択するとカメラが起動し、スキャンしたい文書を撮影するとPDFとして保存されます。



Dropboxの有料プランは個人利用向けの「Plus」のほか、企業やチームの規模に合わせた複数のプランが用意されています。
このうち、企業向けプランの「Advanced」では、シングルサインオンや二段階認証のほか、デバイスの遠隔削除、1年前までのファイルバージョンを復元できるなどのセキュリティ機能が充実。また、退職した従業員のアカウントから他の従業員のアカウントへファイルを転送したり、管理者が従業員のアカウントへ代理ログインできるといった管理機能もあります。
複数のメンバーやクライアントと連携しながら、ビジネス用途で安心して利用したい人におすすめのアプリです。
アプリのスキャナー機能を活用しよう

多くのOCR機能つきアプリはスキャナーとしても利用でき、さまざまな場面で活躍します。ここではアプリのスキャナー機能を活用するメリットを紹介します。
手書きメモの整理に
OCR機能を備えたアプリの多くは手書き文字にもある程度対応しています。
貴重な情報を手書きしたメモは、データ化して保存しておくと後から検索で探し出せるようになります。といっても手書きメモをすべて入力し直すのは手間ですよね。会議やミーティングで思いついたアイデアを手書きでメモしたときなどは、アプリでスキャンし、OCRで文字を読み取ってテキスト化しておけば、議事録の作成にも活用できますよ。
書類のデジタル管理に
そして書類のデジタル管理。
レシートや子どものプリントなど、日々たまっていく紙の書類はデータ化すると便利です。書類をデジタル管理するメリットは2つあります。
1つ目は、クラウド保存やデータの共有がしやすくなること。書類をデータ化してクラウドで保管すると、どこにいても端末が変わっても、その内容を確認できます。
2つ目は、紙類を保管する場所が不要になること。情報だけ残せばよいという紙類はデータ化して破棄してしまえばスッキリ片付きます。
OCRアプリを使った書類のデータ化でありがちな課題と解決策
OCR対応アプリを使えば、スマホだけでも紙書類を手軽にデータ化できます。
しかし、
- 書類に裏写りした文字までスキャニングされ読みづらい
- 撮影時に書類の向きがバラバラになる
- 白黒書類なのにカラーでスキャニングしてしまいデータ容量を圧迫する
- 大量の書類を取り込むのに手間がかかる
など、運用面で負担を感じるケースも少なくありません。
そのような場合に便利なのが、「ScanSnap Home」とScanSnapのスキャナーです。
スマホでも撮影環境に左右されない、読みやすく扱いやすいデータをスキャンできる「ScanSnap Home」
先述の通り、スマホアプリ「ScanSnap Home」には基本機能が充実しており、以下を無料で利用できます。
【無料で利用できる基本機能】
- 背景除去
- 向き補正
- カラー自動判別機能
- 自動クロップ
- 活字文字の検索
領収証やちょっとしたメモなど、こまめにデータ化しておくためには最適なツールといえるでしょう。
大量の書類を整理するならスキャナーがおすすめ
スマホ1台で取り込める「ScanSnap Home」はたしかに便利ですが、大量の書類を1枚ずつスマホで撮影するとなると手間がかかってしまいます。
そこで、たくさんの書類をまとめてOCR処理するには、OCR対応のスキャナーを使うとよいでしょう。
ScanSnapのスキャナーは、片面・両面を自動で判別し(※2)、一度のスキャンでまとめて読み取りが可能です。契約書や会議資料、申込書など複数ページの書類も効率よく電子化できるため、1枚ずつスマホで撮影する手間を減らしやすくなります。
また、スキャンしたデータはOCR処理によって検索可能なPDFとして保存できるだけでなく、Word、Excel、PowerPointなどのOffice形式へ変換・保存することも可能。紙資料をそのまま編集可能なデータとして活用しやすくなるため、議事録作成や資料の再利用、情報共有などにも役立ちます。
さらに、Googleドライブをはじめ、クラウド会計サービス、名刺管理サービス、写真管理サービスなどさまざまなクラウドサービスとも連携可能です。スキャンしたデータを自動でクラウドへ保存できる(※3)ため、書類整理の負担を減らしながら、必要なデータを後から探しやすい環境を構築できます。
大量の書類整理に便利なScanSnapの機能
- 両面読み取り:一度のスキャニングで片面/両面を判別し読み取りが可能(※2)
- Office形式で保存:Word、Excel、PowerPointなどのOffice形式へ変換・保存が可能
- クラウド連携:Googleドライブといったクラウドストレージサービスをはじめ、クラウド会計サービスや名刺管理サービス、写真管理サービスなども連携可能(※3)
- 自動ファイル名生成:原稿に記載されている文字から自動でファイル名の生成が可能
※2:iX2500、iX2400、iX1300のみ対応
※3:iX2500、iX1300、iX110のみ対応
コンパクトなサイズ感の「ScanSnap iX1300」もおすすめです。
カバーを開いてもA4程度のサイズに収まり、両面スキャン、Uターンスキャンなど高機能な読み取りが可能です。カードや通帳など、カバーを閉じたままでもスキャンできるリターンスキャン機能も備えています。
まとめ
写真の画像から文字認識してテキストを抽出できるOCR機能つきアプリはスキャナーとしても便利です。書類をスキャンしてデータ化すると、身の周りがスッキリ片付くだけでなく、検索が簡単にできたり、オンラインで保存して共有できるようになるなど、多くのメリットがあります。
アプリは手軽で便利ではありますが、スマホだけでは書類全体を読み取れなかったり、書類が多くなると手間がかかりすぎることもありますよね。
ぜひOCR機能のあるスキャナー、ScanSnapをご活用ください!
※Google Lens™ visual search engine、Google Chrome™およびGoogleドライブはGoogle LLCの商標です。

ScanSnap iX2500
| 毎分45枚の両面高速スキャンで、驚くほどスピーディーに電子化。静電容量式タッチパネルによる直感操作で、誰でも簡単にスマートに使えます。原稿サイズ、色や両面・片面を自動的に判別。Wi-Fi対応で各種クラウドサービスへのデータ転送も簡単に行えます。 |
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この記事を書いた人
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ScanSnap iX1300
