ScanSnapでスキャンできる原稿
ScanSnapでは、原稿の種類に合わせて給紙方法を変更したり、オプションのキャリアシートを使用したり、ScanSnapに名刺・レシートガイドを装着したりすることで、様々な原稿をスキャンできます。 ScanSnapでは、原稿の種類に合わせて給紙方法を変更したり、オプションのキャリアシートを使用したりすることで、様々な原稿をスキャンできます。 スキャンできる原稿の種類、厚さ、およびサイズについて説明します。 ScanSnapの読み取りユニットと原稿が接触しないため、以下のような原稿をスキャンできます。
スキャンできる原稿の種類、厚さ、およびサイズについて説明します。
本などの厚みがある原稿
写真や手描きのイラストなどの表面を傷付けたくない原稿
ScanSnapに原稿を直接セットする場合 オフィス用紙/はがき/名刺
原稿の種類 |
オフィス用紙、はがき、名刺 ISO7810 ID-1タイプに準拠したプラスチックカード(54×86mm)(*1) 複写伝票などの複数枚の紙が重なった原稿(紙厚0.5mm以下)(*1) 封筒(幅216mm以下、紙厚0.5mm以下)(*1) |
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原稿の紙厚 |
40~209g/m2(34.4~180kg/連) 64~104.7g/m2(55~90kg/連) タッチパネルのホーム画面のフィード設定を「手差しスキャン」に設定すると、256g/m2(220kg/連)までの原稿をスキャンできます。
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原稿のサイズ |
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*1: | タッチパネルのホーム画面で、フィード設定を「手差しスキャン」に設定してからスキャンしてください。 |
*2:*1: | プロファイルの設定によって、スキャンできる原稿の長さが異なります。 詳細は、長尺原稿をスキャンするを参照してください。 |
*1: | ScanSnapの[Scan]ボタンを3秒以上押すと、スキャンが開始されます。 |
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磁気カードやICカードをスキャンする場合は、黒い磁気部分をADFカバーの磁石部分に密着させないでください。データが失われるおそれがあります。
ScanSnapに原稿を直接セットする場合は、スキャン方法によってセットできる原稿の条件が異なります。
- Uターンスキャンの場合
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ScanSnapの給紙カバー(原稿台)に原稿をセットしてスキャンできる原稿の種類、紙厚、およびサイズは以下のとおりです。
原稿の種類
上質紙、中質紙、およびPPC用紙(再生紙)などのオフィス用紙
原稿の紙厚
40~128g/m2(34.5~110kg/連)
A6サイズ以下は40~209g/m2(34.5~180kg/連)(*1)
A8サイズ以下は128~209g/m2(110~180kg/連)(*1)
原稿のサイズ
- 幅
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50.8~215.9mm(2~8.5インチ)
- 長さ
50.8~355.6mm(2~14インチ)
長尺原稿の場合、3,000mm(118.11インチ)まで(*2)
*1: 厚い原稿は、リターン給紙口にセットして読み取ることを推奨します。
*2: プロファイルの設定によって、スキャンできる原稿の長さが異なります。
詳細は、長尺原稿をスキャンするを参照してください。
- リターンスキャンの場合
ScanSnapのリターン給紙口に原稿をセットしてスキャンできる原稿の種類、紙厚、およびサイズは以下のとおりです。
原稿の種類
上質紙、中質紙、およびPPC用紙(再生紙)などのオフィス用紙
ISO7810 ID-1タイプに準拠したプラスチックカード(54×86mm)
冊子
原稿の紙厚
20~413g/m2(17~355kg/連)
プラスチックカードは1.4mm以下(エンボス付きカード可)
冊子は2mm以下
原稿のサイズ
- 幅
-
50.8~215.9mm(2~8.5インチ)
- 長さ
50.8~355.6mm(2~14インチ)
排出方法(*1) |
排出ガイドを閉じた状態で原稿スキャンする場合 |
排出ガイドを開いた状態で原稿スキャンする場合 |
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原稿の種類 |
オフィス用紙、はがき、名刺 ISO7810 ID-1タイプに準拠したプラスチックカード(54×86mm)(*2) |
オフィス用紙 |
原稿の紙厚 |
52~209g/m2(45~180kg/連) 52~209g/m2(14~56lb)
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52~80g/m2(45~70kg/連) 52~80g/m2(14~21lb) |
原稿のサイズ |
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*1: | 原稿の排出方法は、各部の名称と働きを参照してください。 |
*2: |
プラスチックカードは、デュアルスキャンできません。 ScanSnapの[Scan/Stop]ボタンを3秒以上押すと、スキャンが開始されます。 |
*3: | 原稿を2つ折りにしてスキャンします。 |
クリップおよびステープラーの針などの、ScanSnap内部を傷付ける金属物が原稿に付属している場合は、金属物を外してからスキャンしてください。
原稿のインクは十分に乾かしてからスキャンしてください。
布地、金属シート、およびOHPシートなどの、紙やプラスチックカード以外のものは、スキャンしないでください。
以下のような原稿は、スキャンしないでください。
布地、金属シート、およびOHPシートなどの紙以外のもの
写真やメモ用紙などが貼り付けられたもの
写真付きはがきをスキャンすると、写真面を傷付ける場合があります。写真付きはがきは、お客様の責任でスキャンしてください。
プラスチックカードをスキャンする場合は、以下に注意してください。
曲がっているプラスチックカードは、うまく搬送されないことがあります。
プラスチックカードの表面が手の脂などでよごれているときは、よごれをふき取ってください。
プラスチックカードは、ScanSnapの給紙部にまっすぐ差し込んでください。プラスチックカードを傾けてScanSnapの給紙部に差し込むと、うまく搬送されないことがあります。
ゴールドのクレジットカードのような、光沢の強いプラスチックカードをスキャンすると、イメージデータの一部の色が明るくなったり、暗くなったりすることがあります。
エンボス付きカードをスキャンするときは、エンボス面を下に向けて、カードを横向きにした状態でScanSnapにセットしてください。
2つ折りの原稿をスキャンする場合は、折り曲げた部分の隙間が0.3mm以下になるように、しっかりと折り目を付けてください。
- 注意が必要な原稿
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鉛筆やクレヨンで書かれた原稿
鉛筆やクレヨンで書かれた原稿をスキャンする場合は、原稿に鉛筆やクレヨン塗料の跡が転写される可能性があります。また、ローラー類のよごれ、原稿送り不良の原因となります。スキャンする場合は、適時にローラー類を清掃してください。
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ノーカーボン紙
ノーカーボン紙は、ScanSnap内部のパッドユニットやローラー類を傷付けるような化学物質を含んでいる可能性があります。ノーカーボン紙をスキャンする場合は、ScanSnapの性能を維持するために、適時に清掃してください。
なお、ノーカーボン紙の種類によっては、オフィス用紙をスキャンした場合に比べて、装置寿命が短くなる場合があります。
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ScanSnapに直接セットしてスキャンすると、原稿が傷付いたり、正常にスキャンできなかったりする可能性がある原稿
幅50.8mm、長さ50.8mmより小さいもの
64g/m2(55kg/連)より薄いもの
封筒や切り貼りされた用紙などの紙厚が不均一なもの
シワやカールの大きなもの
折れ、破れのあるもの
トレーシング紙
コーティングが施されているもの
写真(印画紙)
ミシン目加工がされているもの
長方形または正方形以外のもの
裏カーボン紙、感熱紙
メモ用紙や付箋などが貼り付けられたもの
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キャリアシートを使用する場合 A3キャリアシート/写真キャリアシートを使用する場合 A3キャリアシートを使用する場合
オプションのA3キャリアシートおよび写真キャリアシートは、原稿を保護する原稿搬送用シートです。
添付のA3キャリアシートは、原稿を保護する原稿搬送用シートです。
オプションのA3キャリアシートは、原稿を保護する原稿搬送用シートです。
破損したA3キャリアシートおよび写真キャリアシートは使用しないでください。ScanSnapが破損または故障する可能性があります。
A3キャリアシートおよび写真キャリアシートの縁で手を切るなどのけがをしないように注意してください。
破損したA3 キャリアシートは使用しないでください。ScanSnapが破損または故障する可能性があります。
A3キャリアシートの縁で手を切るなどのけがをしないように注意してください。
オプションのA3キャリアシートおよび写真キャリアシートを使用できるのは、リターン給紙口に原稿をセットしてスキャンするリターンスキャンだけです。
排出方法 |
排出ガイドを閉じた状態で原稿のスキャンが可能 |
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原稿の種類 |
A4サイズより大きい原稿 傷付けたくない写真などの原稿 紙づまりの可能性がある切り抜きなどの原稿 |
原稿の紙厚 |
209g/m2(180kg/連)まで 52~209g/m2(45~180kg/連)まで 52~105g/m2(45~90kg/連)まで 52~105g/m2(14~28lb)まで
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原稿のサイズ |
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*1: | 原稿の幅が216mm(8.5インチ)を超える場合は、2つ折りにしてスキャンします。 |
- キャリアシートを使用してスキャンすることを推奨する原稿 A3キャリアシートおよび写真キャリアシートを使用してスキャンすることを推奨する原稿 A3キャリアシートを使用してスキャンすることを推奨する原稿
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鉛筆やクレヨンで書かれた原稿
原稿に鉛筆やクレヨン塗料の跡が転写される可能性があるため、キャリアシートにセットしてスキャンすることを推奨します。
原稿に鉛筆やクレヨン塗料の跡が転写される可能性があるため、A3キャリアシートまたは写真キャリアシートにセットしてスキャンすることを推奨します。
原稿に鉛筆やクレヨン塗料の跡が転写される可能性があるため、A3キャリアシートにセットしてスキャンすることを推奨します。
ScanSnapに原稿を直接セットしてスキャンした場合、ローラー類がよごれて原稿送り不良の原因となるため、適時にローラー類を清掃してください。
ノーカーボン紙
ScanSnap内部のローラー類を傷付けるような化学物質を含んでいる可能性があるため、キャリアシートにセットしてスキャンすることを推奨します。
ScanSnap内部のローラー類を傷付けるような化学物質を含んでいる可能性があるため、A3キャリアシートまたは写真キャリアシートにセットしてスキャンすることを推奨します。
ScanSnap内部のローラー類を傷付けるような化学物質を含んでいる可能性があるため、A3キャリアシートにセットしてスキャンすることを推奨します。
ScanSnapに原稿を直接セットしてスキャンする場合は、ScanSnapの性能を維持するために、適時にローラー類を清掃してください。
なお、ノーカーボン紙の種類によっては、オフィス用紙をスキャンした場合に比べて、装置の寿命が短くなる場合があります。
ScanSnapに直接セットしてスキャンすると、原稿が傷付いたり、正常にスキャンできなかったりする可能性がある原稿
幅50.8mm、長さ50.8mmより小さいもの
幅25.4mm、長さ25.4mmより小さいもの
40g/m2(34.4kg/連)より薄いもの
52g/m2(45kg/連)より薄いもの
52g/m2(14lb)より薄いもの
封筒や切り貼りされた用紙などの紙厚が不均一なもの
シワやカールの大きなもの
折れ、破れのあるもの
トレーシング紙
コーティングが施されているもの
写真(印画紙)
ミシン目加工がされているもの
長方形または正方形以外のもの
裏カーボン紙、感熱紙
メモ用紙や付箋などが貼り付けられたもの
キャリアシートを使用するときは、以下に注意してください。
キャリアシートの先端にある白黒のパターン部分をよごしたり、切り取ったりしないでください。
キャリアシートの上下を逆向きにして、ScanSnapにセットしないでください。
キャリアシートを折り曲げたり、無理に引っ張ったりしないでください。
キャリアシートには、1枚ずつ原稿をセットしてスキャンすることを推奨します。
原稿づまりが頻繁に発生するときは、PPC用紙(再生紙)を50枚ほど連続してスキャンしたあとに、キャリアシートをスキャンしてください。PPC用紙(再生紙)は、印刷済みのものでも無地のものでもかまいません。
キャリアシートを保管するときは、以下に注意してください。
キャリアシートに原稿をセットしたまま、長時間放置しないでください。
キャリアシートを、直射日光の当たる場所や暖房機の近くなどの高温になる場所に長時間放置したり、高温な場所で使用したりしないでください。
キャリアシートは、できるだけ水平な場所で、重量のかからない状態で保管してください。
A3キャリアシートおよび写真キャリアシートを使用するときは、以下に注意してください。
A3キャリアシートおよび写真キャリアシートの先端にある白黒のパターン部分をよごしたり、切り取ったりしないでください。
A3キャリアシートおよび写真キャリアシートの上下を逆向きにして、ScanSnapにセットしないでください。
A3キャリアシートおよび写真キャリアシートを折り曲げたり、無理に引っ張ったりしないでください。
A3キャリアシートおよび写真キャリアシートには、1枚ずつ原稿をセットしてスキャンすることを推奨します。
A3キャリアシートおよび写真キャリアシートを保管するときは、以下に注意してください。
A3キャリアシートおよび写真キャリアシートに原稿をセットしたまま、長時間放置しないでください。
A3キャリアシートおよび写真キャリアシートを、直射日光の当たる場所や暖房機の近くなどの高温になる場所に長時間放置したり、高温な場所で使用したりしないでください。
A3キャリアシートおよび写真キャリアシートは、できるだけ水平な場所で、重量のかからない状態で保管してください。
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A3キャリアシートを使用するときは、以下に注意してください。
A3キャリアシートの先端にある白黒のパターン部分をよごしたり、切り取ったりしないでください。
A3キャリアシートの上下を逆向きにして、ScanSnapにセットしないでください。
A3キャリアシートを折り曲げたり、無理に引っ張ったりしないでください。
A3キャリアシートには、1枚ずつ原稿をセットしてスキャンすることを推奨します。
原稿づまりが頻繁に発生するときは、PPC用紙(再生紙)を50枚ほど連続してスキャンしたあとに、A3キャリアシートをスキャンしてください。PPC用紙(再生紙)は、印刷済みのものでも無地のものでもかまいません。
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A3キャリアシートを保管するときは、以下に注意してください。
A3キャリアシートに原稿をセットしたまま、長時間放置しないでください。
A3キャリアシートを、直射日光の当たる場所や暖房機の近くなどの高温になる場所に長時間放置したり、高温な場所で使用したりしないでください。
A3キャリアシートは、できるだけ水平な場所で、重量のかからない状態で保管してください。
写真付きはがき
電源ケーブル接続の場合に、写真付きはがきを読み取れます。
原稿の種類 |
写真付きはがき |
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原稿の紙厚 |
64~326g/m2(55~280kg/連) |
原稿のサイズ |
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以下の条件でスキャンしてください。条件を満たしていないと、原稿づまりを起こすおそれがあります。
電源ケーブル接続であること
常温および常湿であること
写真面を下向きにしてScanSnapにセットすること
写真または写真付きはがきをスキャンすると、写真面を傷付ける場合があります。写真または写真付きはがきは、お客様の責任でスキャンしてください。
読み取れる原稿の条件
原稿の種類 |
オフィス用紙、はがき、名刺などの平らな原稿 |
本などの厚みがある原稿 |
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原稿の厚さ |
5mm以下 |
5~30mm |
原稿のサイズ |
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光沢の強い原稿をスキャンすると、以下のようなイメージデータが作成される場合があります。
イメージデータの一部の色が明るいまたは暗い
イメージデータに照明の光が写り込む
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シワ、カール、または折れがある原稿は、きれいに伸ばしてからスキャンしてください。以下のようなイメージデータが作成される場合があります。
イメージデータがゆがむ
イメージデータが不鮮明になる
イメージデータが欠ける
長方形および正方形以外の原稿をスキャンすると、自動で補正されません。
「フィードオプション」画面で「光沢紙の検出を通知します」チェックボックスにチェックを付けると、光沢紙などの照明の反射が強い原稿をセットしたときに、確認メッセージを表示できます。
冊子キャリアシートを使用する場合
オプションの冊子キャリアシートを使用できるのは、リターン給紙口に原稿をセットしてスキャンするリターンスキャンだけです。
原稿の種類 |
冊子 |
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原稿の紙厚 |
2mm以下 |
原稿のサイズ |
|
冊子キャリアシートを使用するときは、以下に注意してください。
冊子キャリアシートの先端にある白黒のパターン部分をよごしたり、切り取ったりしないでください。
冊子キャリアシートの上下を逆向きにして、ScanSnapにセットしないでください。
冊子キャリアシートを折り曲げたり、無理に引っ張ったりしないでください。
冊子キャリアシートを保管するときは、以下に注意してください。
冊子キャリアシートに冊子をセットしたまま、長時間放置しないでください。
冊子キャリアシートを、直射日光の当たる場所や暖房機の近くなどの高温になる場所に長時間放置したり、高温な場所で使用したりしないでください。
冊子キャリアシートは、できるだけ水平な場所で、重量のかからない状態で保管してください。