仕事からプライベートまで一括管理!Google Keepの使い方を紹介!

アイデアが浮かんだ時や、買い物リストを作るとき、読みたい本ややってみたいことを見つけたときなど、ふとした瞬間にメモをとりたいときってありますよね。
そんなときはGoogle Keepを使えば、スマホからでもPCからでも手軽にメモを残すことができます。画像も添付できて、容量も無制限でとっても便利。メモを共有することもできて、ビジネスからプライベートのメモまで、一元管理できます。
今回は、そんな「Google Keep」の使い方を、スクリーンショット付きで解説します。
目次
1. Google Keepってなに?
まずは、Google Keepの概要について解説します。
1-1.Googleのメモサービス
「Google Keep」は、Googleの提供しているメモサービスです。
Googleアカウントを所持し、Google Keepアプリをインストールしていれば誰でも無料で利用することができ、パソコン・タブレット・スマホにも対応しています。Google Keep内にメモした内容は、自動的にクラウドに保存されるため、データ紛失の心配もありません。保存したデータは、GoogleDriveの容量を消費しないのもビジネスパーソンにとっては助かるポイントです。
また、メモのテキストの色を変更したり、画像の掲載もできたりとメモアプリとしての機能も充実しています。シンプルながら使いやすく、複数人で共有可能なので、仕事からプライベートまであらゆるメモを一括管理できることが魅力です。
クラウド内に保存している書類などもGoogle Keep内にURLをメモしておけば、管理も楽になります。
こちらの記事では、無料のクラウドストレージをご紹介しています。気になる方は、合わせてチェックしてみてくださいね。
1-2.Google Keepの特徴
同じGoogleアカウントであれば、パソコン・タブレット・スマホのいずれからもログインできるのがGoogle Keepの強みです。
商談後すぐに書き留めておきたいことや移動時間に要件をまとめたい時など、スマホから手軽にメモできます。メモとしても、チェックリストや手書きメモの作成、リマインダーの設定、複数人での共有など、以下のような便利な機能が豊富に揃っています。
- 共有権限の設定
作成したメモは、メモ単位で共有権限を設定して複数人で編集できます。プライベートでも、ビジネスシーンでも使い勝手がよいです。 - 画像の添付、検索
買い間違えがちな日用品の写真や、後で見返したいSNS投稿のスクリーンショットなどを画像とともに残すことができます。画像内の文字列を対象にした検索機能もあるので、見返す時も簡単です。 - 手書きメモの保存・検索
タブレットで作成した手書きメモも保存しておくことができます。手書き文字も認識できるので、メモを見返したいときも検索ですぐたどり着けます。
なお、タスク管理をしたい方は、Googleからタスク管理にフォーカスしたシンプルなアプリ「Google ToDo リスト」も提供されています。
機能の違い
Google Keep | Google ToDo リスト | |
---|---|---|
リマインダー | ○ | ○ |
画像添付 | ○ | × |
タスクの階層管理 | × | ○ |
メモまたはタスクの共有 | ○(メモ単位で可能) | △(Google Chatを経由する場合のみ) |
使い勝手などは好みによる部分も多く、どちらも軽く触れてみて選んでもらうのがオススメです。
次章からは、Google Keepの基本的な使い方から、便利な機能まで、操作画面画像付きでご紹介します。
2. Google Keepの基本的な使い方
ここからは、Google Keepの基本的な使い方と便利な機能を、画像付きでご紹介します。
なお、スマートフォン、タブレットへは以下リンクからダウンロードできます。
2-1.メモの新規追加
さっそく、メモを追加してみましょう。
まずは、右下にある「+」アイコンをタップします。
新規メモが表示されたら、メモのタイトルと内容を入力します。
左下の「+」をタップすると、写真・画像・手書き・録音・チェックボックスを追加することもできます。
入力が完了したら、画面左上の←マークをタップして、メモが追加されたか確認しましょう。
2-2.音声・手書きメモの作成
Google Keepには、音声から自動的にテキストを書き起こす「音声メモ」と、文字を画面になぞって書く「手書きメモ」機能が実装されています。
音声メモは、メモ一覧画面下にあるマイクアイコンから利用可能です。
マイクアイコンをタップして、画面中央にマイクマークが表示されたら、マイクに向かってメモを録音しましょう。話した内容は、同時に文字に変換され、メモとして保存することができます。
手書きメモは、タブレットからメモをする際に便利な機能です。メモ一覧画面下の筆アイコンをタップし、表示される絵画メニューから好きなツールを選択し、手書きでメモします。絵画ツールは、色やサイズ、筆の種類も自分好みなものを選ぶことができます。
2-3.画像から文字を抽出
Google Keepでは、画像から文字をテキストとして抽出(OCR)して、メモに落とし込むこともできます。
資料の一部をメモに落とし込みたいときや、画像に記載されているテキストをそのままコピーしたいときに便利です。
画像から文字を抽出するには、まずは画像入りのメモを作成します。作成したメモの画像をさらにタップして、右上の「:」→「画像のテキストを抽出」を選択します。
音声メモは、メモ一覧画面下にあるマイクアイコンから利用可能です。
マイクアイコンをタップして、画面中央にマイクマークが表示されたら、マイクに向かってメモを録音しましょう。話した内容は、同時に文字に変換され、メモとして保存することができます。
2-4. メモにカラーを設定
メモ自体に色をつけておくこともできます。
たとえば「10月末までに支払うもの」など、重要度の高いメモにカラー設定しておくと、一覧表示したときにメモが見つかりやすくなりオススメです。
カラー設定するには、メモの左下にあるパレットのアイコンをタップし、好きな色を選択します。
2-5.ラベル・アーカイブの活用
ラベルとアーカイブは、メモを分類や保管するときに便利な機能です。メモは日々データとして蓄積されますから、関連する項目ごとにラベルを付けて分類しておくと、必要なときすぐメモにアクセスできるようになります。不要になったメモはアーカイブ化すれば非表示にもでき、メモを再利用したいときや見返したいときなどはアーカイブを確認すると便利です。
ラベルの設定方法
メモを開き画面右下の「:」をタップ→「ラベル」を選択します。
表示されるリストの中から、設定したいラベルにチェックマークをつけます。リストにないラベルを追加したいときは、「ラベル名を入力」に入力すると新規追加できます。
アーカイブの設定方法
アーカイブ化したいメモを開き、画面右上のアーカイブのアイコン「↓」をタップします。
アーカイブ化したメモを確認するには、メモ一覧から画面左の「三」をタップ→「アーカイブ」を選択します。
アーカイブを解除する場合は、メモを開き解除アイコン「↑」をクリックしましょう。
2-6.リマインダーの設定
Google Keepのメモには、リマインダーを設定することもできます。
設定する際は、メモを開き、画面左上のリマインダーアイコンを選択。日時や場所を設定します。
リマインダーが設定されたメモは、メモ一覧の左上「三」アイコンを選択し、「リマインダー」をタップすると一覧で確認できます。
2-7.メモを複数人で共有
メモ単位で、メモに「共同編集者」を設定できるのも、Google Keepの強みです。
仕事のタスクなど、ほかの人と会話しながら、リアルタイムで共同編集を行うことができます。
権限を付与するには、共有したいメモを開き、右下の「:」→「共同編集者」を選択します。共有相手のGoogleアカウントに設定されているメールアドレスを入力し、右上のチェックマークをタップすると、相手にメールで通知が届きます。
追加された側は、届いたメールから「Keepで開く」をタップするだけでメモの編集が可能になります。
2-8.検索
特定のメモを検索する場合、Google Keepのキーワード検索機能が便利です。
キーワード検索は、メモのトップ画面最上部の「メモを検索」から使用できます。手書き文字や、画像内の文字も検索対象に含まれています。
画像を検索するには、画面上部の「メモを検索」にキーワードを入力します。ラベルやリマインダーが設定されているものも、表示される項目をタップすることで絞り込むことができます。
2-9.Googleドキュメントにコピー
Keepのメモは、Googleドキュメントに複製する(コピーを送る)こともできます。メモに書かれた情報を骨子に資料を作成したいときなど、便利に活用できますよ。
コピーを送るには、メモ右下の「:」をタップし、「送信」→「Googleドキュメントにコピー」を選択します。
Googleドキュメントを開き、コピーしたメモが反映されていれば完了です。
3. 同期がうまくいかないときは?
メモアプリで最も避けたいのは、同期がうまくいかず変更内容をはじめデータがクラウドに反映されないことです。Google Keepは、自動的にクラウドに保存される仕組みになっているとはいえ、機材や電波の状態によって万が一の事態もないとも言いきれません。
もし同期がうまくいかなかった場合でも、Google Keep内の変更履歴に残っているかもしれません。以下の手順で、Google Keep内の変更履歴を確認してください。
使用方法は、以下の手順です。
- パソコンでkeep.google.comにアクセスします。
- メモの上にマウスを置くか、メモをクリックします。
- メモの下部にある「:」(その他のアクション)→「バージョン履歴」をクリックします。
- バージョンを選択し、「ダウンロード」をクリックします。
- ダウンロード先に移動してhtmlファイルを開きます。
変更履歴は、過去の編集時刻をもとにhtml形式でダウンロードが可能です。もし、Google Keepの同期がうまくつながらない場合は、活用してみてください。
4. まとめ
今回は、Google Keepの使い方を解説しました。
Google Keepは、仕事でもプライベートでも使える非常に汎用性の高いメモサービスです。仕事内容の整理やアイデアメモ、旅行の計画など、情報を整理する場として使用しましょう。

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